皆さん、こんにちは。広島県および山口県を拠点に、地域密着で産業廃棄物処理事業を手掛けている株式会社金本商会です。
建設現場や工場から出る混合廃棄物の処理費用が高くなり、「なぜこんなに費用がかかるのか」と悩む管理者の方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、混合廃棄物の処理費用を抑えるには、安い業者を探す前に、現場で分けられるものを分け、見積もり前に廃棄物の情報を整理することが大切です。
この記事で得られる3つの重要ポイントは以下の通りです。
まずは費用が高くなる理由を知ることで、無駄な出費を増やさない判断がしやすくなります。
- 混合廃棄物は選別や確認の手間が増えるため、処理費用が高くなりやすい
- 現場での一次分別により、処理方法や見積もり条件が変わる可能性がある
- 自動選別設備や再資源化体制を持つ処理業者に相談することが重要
目次
- 混合廃棄物の処理費用が高くなりやすい理由
- 処理費用を安く抑えるには現場分別が重要
- 見積前に整理すべき混合廃棄物の情報
- 自動選別設備を持つ処理業者を選ぶメリット
- 混合廃棄物処理で失敗しやすい注意点
- 金本商会に相談する前に確認しておきたいこと
■ 混合廃棄物の処理費用が高くなりやすい理由
混合廃棄物の処理費用が高くなりやすいのは、複数の廃棄物が混ざることで、選別や確認の手間が増えるためです。単一の品目として処理できる廃棄物よりも、処理工程が複雑になりやすい点を押さえておきましょう。
・選別に手間がかかるほど処理単価は上がりやすい
混合廃棄物とは、廃プラスチック類、紙くず、木くず、金属くず、ガラスくずなどが混ざった状態の廃棄物を指します。品目が混ざっていると、そのまま再利用できるものと、処分が必要なものを分ける作業が必要になります。
この選別作業に手間がかかるほど、人の確認や機械での処理が増えます。その分、処理費用も高くなりやすくなります。
たとえば、現場で「とりあえず一箇所にまとめておく」という状態になると、後から品目を確認する負担が大きくなります。建設現場や工場では忙しさから混ざったまま保管されるケースも珍しくありませんが、その状態が費用を押し上げる原因になることがあります。
・再資源化できないものが増えると最終処分費が重くなる
混合廃棄物の中に、再利用しにくいものや異物が多く混ざっていると、資源として活用できる割合が下がる可能性があります。再資源化とは、廃棄物をもう一度資源として使える形にすることです。
再資源化できないものが増えると、最終的に埋立などの処分に回る量が増えます。最終処分に回る量が多いほど、処分費用の負担も大きくなりやすくなります。
金本商会の産業廃棄物処分ページでは、混合廃棄物の自動選別設備を備え、リサイクル率の向上と最終処分量の削減に取り組んでいることが示されています。ただし、廃棄物の状態によって処理方法は変わるため、事前確認が必要です。
■ 処理費用を安く抑えるには現場分別が重要
混合廃棄物の処理費用を抑えるためには、現場で分けられるものを分けておくことが重要です。完璧な分別でなくても、品目ごとに大きく分けるだけで、見積もりや処理方法の相談がしやすくなります。
・一次分別で処理しやすい状態に近づける
一次分別とは、廃棄物を出す現場で、処理しやすいように大まかに分けておくことです。たとえば、廃プラスチック類、紙くず、木くず、金属くずなどを分けて保管するだけでも、処理業者が内容を判断しやすくなります。
分別ができていると、再資源化できるものを見つけやすくなります。結果として、処理方法の選択肢が広がる可能性があります。
反対に、すべてが混ざった状態では、処理前の確認に時間がかかります。場合によっては、追加確認や別処理が必要になることもあります。
・分別できない場合も荷姿と混入物を把握しておく
現場の都合上、きれいに分別できないこともあります。その場合でも、荷姿と混入物を把握しておくことが大切です。
荷姿とは、廃棄物がどのような状態で保管されているかを表す言葉です。袋詰め、フレコン、バラ積み、コンテナ保管などが該当します。
見積もりを依頼する際は、廃棄物の写真、数量、保管場所、混ざっているものの種類を伝えられるようにしておきましょう。金本商会の処分業の許可品目には、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず等が含まれています。
■ 見積前に整理すべき混合廃棄物の情報
見積もりをスムーズに進めるには、廃棄物の種類、数量、保管場所、荷姿、混入物を整理しておくことが大切です。情報が不足していると、概算の見積もりになったり、現地確認後に金額が変わったりする可能性があります。
・品目・数量・荷姿を整理すると見積精度が上がる
見積もり前に整理したい情報は、難しいものではありません。まずは、何が、どれくらい、どのような状態で置かれているかを確認しましょう。
具体的には、廃プラスチック類が多いのか、木くずや紙くずが多いのか、金属やガラスが混ざっているのかを確認します。数量は正確な重さが分からなくても、袋の数、フレコンの数、保管スペースの広さなどで伝えられる場合があります。
写真を撮っておくことも有効です。言葉だけでは伝わりにくい混ざり方や保管状況を、処理業者が確認しやすくなります。
・現地下見が必要になるケースもある
廃棄物の内容によっては、正式な見積もりの前に現地下見が必要になることがあります。現地下見とは、処理業者が実際に廃棄物の状態や保管場所を確認することです。
金本商会の処分ページでは、お問い合わせ後に、廃棄物の内容確認または見積もりのための現地下見を行い、正式な見積もりを行う流れが示されています。
混合廃棄物は、写真だけでは判断しきれない場合があります。受入可否や処理方法を正確に確認するためにも、必要に応じて現地確認を前提に進めると安心です。
■ 自動選別設備を持つ処理業者を選ぶメリット
混合廃棄物の処理では、処理業者がどのような選別設備を持っているかも重要です。自動選別設備や破砕設備がある業者であれば、再資源化できる廃棄物を見極めやすくなります。
・自動選別設備があると再資源化の可能性が広がる
自動選別設備とは、混ざった廃棄物を機械で分けるための設備です。人の目だけでは分けにくいものも、機械を使うことで選別しやすくなる場合があります。
金本商会の企業情報では、令和7年2月26日に混合廃棄物リサイクルプラントを導入したことが記載されています。機械式選別機、光学式選別機、IMPAKTOR 250の導入も示されています。
光学式選別機とは、素材や色などを見分けながら選別する機械です。こうした設備があることで、混合廃棄物の中から再資源化できるものを見つけやすくなります。
・破砕・選別・RPF化まで見られる業者は相談しやすい
混合廃棄物の処理では、破砕、選別、再資源化までの流れを確認できる業者に相談すると、処理後のイメージが持ちやすくなります。破砕とは、廃棄物を処理しやすい大きさに砕く工程です。
金本商会の施設紹介では、広島工場が廃棄物の受入から破砕、選別、再資源化までを一貫して行う中核拠点であることが紹介されています。
ただし、設備があるからといって、すべての混合廃棄物がリサイクルできるわけではありません。廃棄物の性状、混入物、量によって処理方法は変わるため、事前相談が必要です。
■ 混合廃棄物処理で失敗しやすい注意点
混合廃棄物処理で失敗しやすいのは、安さだけで委託先を選ぶことや、廃棄物の中身を曖昧なまま依頼することです。結果として、追加費用、受入不可、処理の遅れにつながる可能性があります。
・安さだけで選ぶと処理内容を確認しにくい
処理費用を抑えたいとき、見積もり金額の安さに目が向くのは自然なことです。ただし、安さだけで選ぶと、どのような処理を行うのか、どこまでが見積もりに含まれているのかを確認しないまま進めてしまうことがあります。
見積もりを見るときは、収集運搬、処分、選別、追加作業の有無などを確認しましょう。処理内容が分からないまま依頼すると、後から想定外の費用が発生することもあります。
安いかどうかだけでなく、処理工程を説明してもらえるか、許可品目や受入条件を確認できるかも大切です。
・禁忌品や異物混入は受入トラブルにつながる
禁忌品とは、処理工程に支障をきたすため、混入を避けるべきものです。危険物や処理できない異物が混ざっていると、受入条件が変わる可能性があります。
金本商会の処分ページでは、一時保管時に展開検査が行われ、契約品目の確認、危険物や禁忌品の確認が行われることが示されています。展開検査とは、受け入れた廃棄物の中身を確認する工程です。
混合廃棄物は、見た目だけでは中身が分かりにくいことがあります。事前に混入物を確認し、分かる範囲で正直に伝えておくことが、トラブルを防ぐ近道です。
■ 金本商会に相談する前に確認しておきたいこと
混合廃棄物の処理を相談する前に、廃棄物の種類、数量、写真、保管場所、希望時期を整理しておくと、相談が進めやすくなります。大量排出や継続案件では、処理能力や受入体制の確認も重要です。
・問い合わせ前にまとめる情報
問い合わせ前にまとめておきたい情報は、廃棄物の品目、数量、荷姿、保管場所、回収希望時期です。すべてを正確に把握できていなくても、写真やおおよその量があると相談しやすくなります。
混合廃棄物の場合は、どのようなものが混ざっているかも重要です。廃プラスチック類が多いのか、木くずや紙くずが多いのか、金属やガラスが混ざっているのかを確認しておきましょう。
また、現場の車両進入のしやすさや、保管場所の広さも伝えられると、収集運搬の相談がしやすくなります。
・大量排出・継続案件で確認したいこと
大量排出や継続的な廃棄物処理では、処理業者の処理能力も確認しておきたいポイントです。金本商会のHOMEでは、プラントが1日あたり547.53tの破砕処理能力を有していることが紹介されています。
また、施設紹介では、広島工場が廃棄物の受入から破砕、選別、再資源化までを一貫して行う拠点であることが示されています。
処理できるかどうかは、廃棄物の内容や状態によって変わります。まずは情報を整理したうえで、受入可否や処理方法を確認することが大切です。
混合廃棄物の処理費用や受入条件で迷っている場合は、分かる範囲の情報からでもご相談ください。
■ よくある質問
混合廃棄物の処理費用について、管理者の方からよく出やすい疑問を整理します。
・混合廃棄物は分別しないと処理費用が高くなる?
高くなる可能性があります。混ざった状態では、選別や確認の手間が増え、再資源化できるものと処分が必要なものを分ける負担も大きくなるためです。
ただし、実際の費用は品目、数量、荷姿、混入物によって変わります。まずは現状を整理して相談することが大切です。
・現場でどこまで分別すればいい?
まずは廃プラスチック類、紙くず、木くず、金属くずなど、大きな品目ごとに分けることを意識すると相談しやすくなります。
完全に分けられない場合でも、写真や数量、混入物の情報を整理しておくと、見積もりや受入可否の確認が進めやすくなります。
・自動選別設備がある業者なら必ず安くなる?
必ず安くなるとは限りません。自動選別設備があると再資源化の可能性は広がりますが、廃棄物の性状や混入物によって処理方法は変わります。
処理費用を判断するには、現物確認や見積もり内容の確認が必要です。
■ まとめ
混合廃棄物の処理費用を抑えるには、現場分別、情報整理、処理業者の設備確認が重要です。安さだけで判断するのではなく、選別、破砕、再資源化まで対応できる体制があるかを確認しましょう。
金本商会では、産業廃棄物の収集運搬から中間処理、RPF化までを自社で一貫して対応しています。広島工場では、廃棄物の受入から破砕、選別、再資源化までを行う体制を備えています。
また、令和7年2月26日には混合廃棄物リサイクルプラントを導入しており、再資源化率の向上と最終処分量の削減に取り組んでいます。
混合廃棄物の処理費用が高いと感じている場合は、まず廃棄物の品目、数量、写真を整理したうえでご相談ください。分別方法や処理可否を確認しながら、現場に合う処理方法を検討できます。
ちょっとした確認からでも大丈夫です。まずは現在の廃棄物の状態をお聞かせください。

