皆さん、こんにちは。広島県および山口県を拠点に、産業廃棄物の収集運搬・中間処理・リサイクル事業を手掛けている株式会社金本商会です。
建設現場や解体工事の現場では、「建設混合廃棄物」と「安定型混合廃棄物」という言葉を耳にすることがあります。
どちらも複数の廃棄物が混ざっている点では似ていますが、混ざっている品目によって、処理の考え方が変わります。
特に、安定型産業廃棄物だけで構成されているのか、それ以外の木くずや紙くずなどが混ざっているのかは、処理方法や処分先を考えるうえで重要です。
この記事では、建設混合廃棄物と安定型混合廃棄物の違い、分別時の注意点、処理業者へ相談する際のポイントを解説します。
■まず安定型産業廃棄物とは
安定型産業廃棄物とは、産業廃棄物のうち、安定型最終処分場で埋立処分できるものを指します。
代表的な品目として、廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類があります。
ただし、これらに有害物や有機物などが付着・混入していないことが前提です。
同じ品目名であっても、汚れや付着物、混入物の状態によって処理方法が変わる場合があるため、実際の処理では現物確認が重要になります。
■安定型混合廃棄物とは
安定型混合廃棄物とは、安定型産業廃棄物に該当する品目だけが混ざっている廃棄物を指すことがあります。
たとえば、がれき類、金属くず、ガラスくず、廃プラスチック類などが混ざっているものの、木くずや紙くずなどの安定型産業廃棄物以外のものが混ざっていない状態です。
この場合、安定型産業廃棄物として取り扱える可能性があります。
ただし、実際に安定型として扱えるかどうかは、混入物や付着物の有無によって判断が変わります。見た目だけで判断せず、処理業者へ確認することが大切です。
■建設混合廃棄物とは
建設混合廃棄物とは、建設工事などに伴って発生する建設廃棄物のうち、安定型産業廃棄物と、それ以外の廃棄物が混在しているものを指します。
具体的には、がれき類、金属くず、ガラスくず、廃プラスチック類などに加えて、木くずや紙くずなどが混ざっている状態です。
建設現場では、内装材、梱包材、養生材、木材、金物、プラスチック材などが同時に発生するため、分別しないまま保管すると建設混合廃棄物になりやすくなります。
■建設混合廃棄物と安定型混合廃棄物の違い
大きな違いは、安定型産業廃棄物以外のものが混ざっているかどうかです。
安定型混合廃棄物は、安定型産業廃棄物に該当する品目だけで構成されている混合廃棄物です。
一方、建設混合廃棄物は、安定型産業廃棄物に加えて、木くずや紙くずなど、それ以外の廃棄物が混ざっているものを指します。
この違いによって、処理方法や処分先の考え方が変わります。
安定型産業廃棄物だけであれば安定型最終処分場での処分対象となる場合がありますが、木くずや紙くずなどが混ざっている場合は、総体として安定型産業廃棄物以外の廃棄物として扱われ、中間処理施設または管理型最終処分場で適切に処理する必要があります。
処分先や処理方法の判断に迷う場合は、まずは処理の流れもあわせてご確認ください。
■分別が処理費用に関わる理由
建設混合廃棄物の処理費用は、廃棄物の種類、量、荷姿、混入物、処理工程などによって変わります。
安定型産業廃棄物だけで分けられていれば、処理の流れが比較的整理しやすくなります。一方で、木くず、紙くず、廃プラスチック類、ガラスくず、金属くずなどが混ざった状態になると、選別や破砕などの中間処理が必要になる場合があります。
分別が不十分な場合、リサイクルできるものまで処理しにくくなり、結果として処理費用が高くなることもあります。
そのため、現場では「安定型として分けられるもの」と「木くず・紙くずなどが混ざるもの」を意識して保管することが大切です。
■現場で注意したいポイント
建設混合廃棄物を扱う際は、まず混ざっている品目を確認しましょう。
がれき類、金属くず、ガラスくず、廃プラスチック類などが中心なのか、木くずや紙くずが多く混ざっているのかによって、処理の考え方が変わります。
次に、付着物や異物の有無を確認します。汚泥、油分、有害物、液体、危険物などが混ざっている場合は、通常の混合廃棄物とは異なる対応が必要になることがあります。
また、排出時には廃棄物の写真を残しておくと、処理業者への相談がスムーズになります。現場名、工事内容、廃棄物の量、保管状態もあわせて伝えると、より具体的な確認ができます。
安定型として扱えるか、建設混合廃棄物として処理すべきか迷う場合は、写真や内容をもとにご相談ください。
■金本商会では処理前の確認からご相談いただけます
金本商会では、産業廃棄物の収集運搬から中間処理、リサイクルまで一貫して対応しています。
建設混合廃棄物や安定型混合廃棄物は、混ざっている品目や廃棄物の性状によって、処理方法が変わります。
当社では、廃棄物の内容を確認したうえで、適切な収集・運搬方法や処理方法をご提案しています。また、紙やプラスチックなどの可燃性廃棄物については、RPF原料としての活用にも取り組み、資源循環型の処理を進めています。
「安定型として出せるのか分からない」「木くずや紙くずが混ざっているが処理できるのか」「分別した方が費用を抑えられるのか」といったお悩みがあれば、まずはご相談ください。
■まとめ
建設混合廃棄物と安定型混合廃棄物は、どちらも複数の廃棄物が混ざったものですが、混ざっている品目に違いがあります。
安定型混合廃棄物は、安定型産業廃棄物だけで構成された混合廃棄物です。一方、建設混合廃棄物は、建設現場から発生する廃棄物のうち、安定型産業廃棄物と木くず・紙くずなどが混在しているものを指します。
この違いは、処理方法や処分先、費用に関わります。
現場で判断に迷う場合は、自己判断で進めるのではなく、廃棄物の写真や内容をもとに、処理業者へ確認することが大切です。
広島県・山口県周辺で建設混合廃棄物や安定型混合廃棄物の処理にお困りの方は、金本商会までお気軽にご相談ください。

